悲しい出来事 [ジョー君の死]
昨日のことです。
柴犬のジョー君が亡くなりました。
19年生きました。(人間だと93歳くらいだと思います。)
ジョー君は祖母のかわいがっていた犬で、その祖母も
もう亡くなりました。
ジョー君は小さいころ、祖母が抱っこしていたら落としてしまい
それからは祖母以外の人になつかなくなっていました。
ですから、祖母が亡くなった時は悲しかったことでしょう。
ところが不思議なことに息子(お兄ちゃん)にはなつきました。
たぶん幼いころ祖母が息子をかわいがっていたから
自分にとっても大切な存在だとわかったのだと思います。
いつも会えるわけではありませんしたが、会うと必ずしっぽを振って
喜んでくれました。
ジョー君は今頃天国の祖母のところで遊んでいると思います。
ちっちゃいころのサフィー
息子が読んでいた本を思い出しました。
「犬と私の10の約束」です。
私もジョー君の死という事実に向き合うために読みました。
この本はゴールデン・レトリバーのバニラとみもちゃんとの
友情と成長が書かれています。
最後にバニラは死んでしまいます。9年の命でした。
この作品から、ペットの命は限られているということ、
一日一日を大切に、共に生きていくことの大切さを
感じさせられました。
バニラのお墓には姫リンゴを植えます。
そしてその姫リンゴの葉を食べた蝶の幼虫は
美しいアゲハ蝶になります。
命はめぐっているのです。
この作品は、”犬の十戒”をもとに書かれています。
「犬と私の10の約束」は十戒を子供向けに簡単にしたものです。
☆10の約束☆
1、私と気長に付き合ってください。
2、私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3、私にも心があることを忘れないでください。
4、いうことをきかないときは、理由があります。
5、私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけれど、わかっています。
6、私をたたかないでください。本気になったら私の方が強いことを忘れないでください。
7、私が年をとっても、仲良くしてください。
8、あなたはには学校もあるし友だちもいます。でも、私にはあなたしかいません。
9、私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。
10、私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そして、どうかおぼえていてください。
私がずっとあなたを愛していたことを。
この「10の約束」のうちどれも守るのは簡単そうで難しいです。
みなさんはどれが難しそうですか?
私は、8番目の”わたしにはあなたしかいません”が心に強く響きました。
息子は9番目が強く心に残ったそうです。自分が何歳になったころには
もう死んでしまうのかな?と考えると切ないからでしょう。
ペットの愛は無償の愛です。飼い主さんも、ペットも無償の愛で結ばれています。
素敵なことですね。
犬の十戒の原文および訳はインターネットで検索してみてください。
「犬と私の10の約束」
作:さとうまきこ
絵:牧野千穂
ポプラ社
参加しています。ぽちっとお願いします。
にほんブログ村